気管支ぜんそく 長引く咳 痰 のどの違和感 肺気腫 肺炎 息切れ 呼吸が苦しい COPD(慢性閉塞性肺疾患)
私も小さいころはぜんそく持ちだったので、ぜんそく治療については特に得意にしています。
喘息の方の場合は長期管理が大切です。特に季節の変わり目に発作をひどくさせないようにするためには、ステロイドの吸入を続けるのが効果的です。
発作が起きた後は、生活指導の一部になりますが、半座位で半分座ったような感じでお休みになるのが、一番呼吸が楽になる姿勢でしょう。
興奮したり、激しい運動をすると、ぜんそくの誘因になってしまいます。そうした危険はなるべく避けて、なるべく空気のよいところで生活するように心掛けてください。
またアレルギーの検査をして、アレルギーの原因となるアレルゲンをなるべく避けるようにします。この時に困ったことがあって、犬アレルギーなのに犬を飼っている患者さまがいらっしゃいました。普通のお医者さんであれば「犬を手放しなさい」と指導するのでしょうが、「苦しい思いをしてでも犬を飼いたい」と思っていらっしゃる患者さんに、どうしても手放しなさいとは私は言えません。人間としての付き合いなのですから、病気を治すだけでなく、その人の人生のなかでの意味を考えて、「犬を手放すことができないのであれば、薬で抑えながら頑張りましょう、寝るときだけは犬から離れてください」と指導しました。
私は患者さまに自分の価値観を押しつけるようなことはしたくないと思っています。医学者としてどうしても守らなければならない点は妥協はできませんから、患者さまに害のあることについては1時間かけてでも説得して、患者さまにとって受け入れやすい環境をつくるように努力しますが、それ以外のところでは患者さまの価値観をなるべく尊重するようにしたいと考えています。
2週間以上長引くせきの場合は、注意が必要です。マイコプラズマという病原体に気がつかないうちに感染して、2カ月程度微熱と咳が続くことがあります。結核や百日ぜきにかかっているケースもまれにあります。
季節の変わり目には、身体は元気なのに咳をしすぎて疲れてしまっている方もいらっしゃいます。こうした場合には、アレルギー性の気管支炎の可能性もあります。これはかぜ薬を服用するのではなくて、喘息に準じて、抗アレルギー薬を飲んだりステロイド吸入薬を使用するとかなり症状が改善することがあります。
アレルギーの検査をして原因を突き止める必要もありますし、スパイロメトリー(呼吸機能検査)を行って、肺年齢や気管支の機能をチェックしておくとよいと思います。

お気になることがありましたら、お気軽にご来院ください。