浮腫・むくみ

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仙川駅前すずきクリニックの浮腫

浮腫・むくみ

浮腫とは

浮腫(むくみ)は体からのサイン

「むくみ」とは医学的用語では「浮腫」と言います。 浮腫(むくみ)とは、血管やリンパ管の中にある水分が外側にしみ出し、細胞と細胞の間に過剰な水分が溜まった状態です。
浮腫(むくみ)のメカニズム、タイプについては『むくみ』のページを参考にしてください。

浮腫の現れる場所

『浮腫(むくみ)が生じる場所』は足だけではありません。

足(下腿、足先) 体幹(胸、背中など) 手(特に指) 顔面(特にまぶたや唇)

代表的なものとして、足のむくみがあります。身体の余分な水分は、重力の関係で足に溜まる傾向があります。

 

浮腫の症状

原因によっては受診が必要な場合もあります。

  • 脚がむくむことにより靴が履きづらい
  • すねを押すと押した箇所がしばらくへこんだままになる
  • 全身がむくみ、さらにだるくイライラする
  • つけている指輪がきつく感じるようになった
  • 生理前に手がむくんで、生理が始まると徐々に消えていく
  • 手がむくむようになってから、疲れや息切れが起こりやすくなった
  • 最近、朝起きた時に必ず顔がむくんでいる・・・
  • だるい日が続いていて、目も腫れぼったくて顔もむくみがち
  • 赤ら顔とむくみがひどい状態がなかなか治らない

このような症状がある時、考えられる原因にはどのようなものがあるでしょうか。 足については『足のむくみ』を参考にしてください。

 

症状から見える浮腫原因の病気

病気が原因の体のむくみ

病気が原因で体がむくむこともあります。考えられる病気は、全身がむくんでいるのか、一部分だけがむくんでいるのかによっても異なります。

全身のむくみ

一般的には腎臓や肝臓、心臓などの異常が考えられます。それ以外の病気を含めると以下のようなものがあります。

  • 心不全
  • 甲状腺機能低下症
  • 月経前緊張症候群
  • 腎不全・肝不全
  • 薬剤性
  • リンパ浮腫
  • 栄養失調
  • 長時間の同じ姿勢

部分的な体のむくみ

体の一部分(左右どちらかだけ)がむくむ場合には、以下のような病気が考えられます。

  • 深部静脈血栓症(静脈にできた血栓が詰まる)
  • 蜂窩織炎(ほうかしきえん・・皮膚の感染症)

手のむくみの原因となる病気の頻度によって分けられる

頻度の高い病気
  • 甲状腺機能低下症
  • 関節リウマチ
  • 蜂窩織炎
  • 更年期障害
  • 月経前症候群(PMS)
頻度の低い病気
  • 心不全
  • 肝不全・腎不全
  • リンパ浮腫
  • 薬剤性
  • RS3PE症候群

 

顔のむくみの原因となる病気

頻度の高い病気
  • 月経前症候群(PMS)
  • 甲状腺機能低下症
  • 皮膚の病気(アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、蜂窩織炎、接触性皮膚炎、丹毒など)
頻度の低い病気
  • 心不全
  • 腎不全・肝不全
  • 薬剤性
  • クッシング症候群
  • 血管性浮腫、アナフィラキシー反応

このように浮腫(むくみ)の原因は様々です。 当院では診察に必要な検査を組み合わせて原因を特定し、適切な治療を行っています。

 

浮腫の予防

日常生活の予防ポイント

  • アルコールは飲みすぎない
  • 塩分を摂りすぎない
  • 塩分排出を助ける栄養素を摂る
  • 適度な運動をし筋肉を鍛える
  • 体を冷やさない
  • 体を締め付ける服は避ける
  • 弾性ストッキングを着用する
  • 漢方を取り入れてみる
仙川駅前すずきクリニック

浮腫(むくみ)は比較的問題のないものから病気により引き起こされるものまでさまざまあります。 生活習慣が原因で引き起こされる浮腫(むくみ)は、普段の日常生活を見直すことで予防することが出来るでしょう。 いつまでたっても浮腫(むくみ)が治らない場合や、浮腫(むくみ)があり呼吸が苦しい場合は決して無理をせず、早めに循環器内科のある仙川駅前すずきクリニックまでご相談いただければと思います。お一人お一人にあった治療方針を提案させていただきます。

 


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