仙川駅前すずきクリニックの皮膚科(皮フ科)
皮膚科診療の思いについて
内科のある皮膚科だこらこその診療
「後医は名医」という言葉があります
後からかかったお医者さんほど名医に見えるという意味です。例えば頭痛の症状があるので、1件目の病院にかかってCTを取ったものの問題はなく、頭痛薬をもらったのですが、どんどん頭痛はひどくなってきます。そのうちにこめかみにぽつんとニキビ(炎症性皮膚疾患)のようなものができてちくちく痛みます。
そこで2件目の病院に行って診てもらったときに、あまり頭痛のことは患者さまもお話しせず、ただ「この前、山に遊びに行ったんです」と話したら、「それでは虫刺されでしょう」とステロイドの軟膏を出された方がおりました。それでも治らずに症状はひどくなる一方です。
それで当院のような内科も皮膚科も診るクリニックにかかると、「これは帯状疱疹ですね」と診断されるわけですが、このようなケースの場合、1件目の病院で帯状疱疹を確実に診断するのはやはりとても難しいことだと思います。
症状の原因にはいくつかの可能性があります。
ではどうすれば患者さまにとって一番いいかというと、最初に患者さまが医者にかかったときからの経過をみていくことが重要なのです。最初の一度で、ベストの提案を行うことはまず難しいです。人間の身体はそのようになっているのです。
薬を出すにしても、診断的投薬を行います。皮膚科の場合は、ばい菌を退治する薬・カビを退治する薬・ウィルスを退治する薬・保湿のための薬・ビタミンEの軟膏を・5段階の強さの異なるステロイドなどがあり、一番よいと思われる薬から順番に試していき、マメに症状を観察しながら調合を変えていくという方法もあるのです。
これは他の診療科でも同様です。風邪薬を飲んでも治らないのであればぜんそくの治療が必要だろう、その薬が効かなければアレルギー性気管支炎かもしれない、それならアレルギーの原因を探る検査をしなければならないという順番で診断をつけていくこともあります。
初期症状からの進行を見続け治療につなげたい
ズバリ病名を当てて、あたかも名医であるかのように振る舞うようなことは、私はしません。
何の症状でもそうなのですが、初期症状の時から通い続けていただきたいのです。そのためにこうしたケースについてお話ししました。気になることがございましたら、ご来院いただけたらと思います。
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よく知られているのが、足にできる足白癬です。爪に感染すると、爪が白く濁ったようになり爪白癬と呼ばれます。
白癬菌は、気温15℃以上、湿度70%以上の時に増殖すると言われています。ですので、気温が上がってくる春から梅雨時、そして夏にかけて発症しやすくなります…
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