帯状疱疹
帯状疱疹とは
痛みをともなうウイルス性皮膚湿疹
帯状疱疹は、まず、ぴりぴりとした痛みが身体の左右半身どちらか一方に、あらわれます。その後、帯状に赤い斑点と小さな水ぶくれができます。多くは胴体(上肢から胸j)あたりに起こりますが、顔や身体の他の部位にもできる場合もあります。
原因
- 水痘(みずぼうそう)・帯状疱疹ウイルスによって引き起こる
- 一度水ぼうそうにかかると、ウイルスは体内に存在し続ける。そのためさまざまな原因(免疫力低下・疲労・加齢・ストレス)で潜伏していたウィルスが活性化し発症する
症状
- はじめの1週間は強い痛みを伴う
- 治るまでに、約2〜3週間かかる
- 発疹がかさぶたになる
- 治っても、神経痛といった後遺症が残る場合がある
- 発症した部位により合併症を引き起こす場合がある
対策
- 安静にし、十分な休息・睡眠をとる
- 患部は冷やさない(痛みの強さが増す)
- 他の人への帯状疱疹の感染はないが、ウイルスにより水ぼうそうをうつす可能性があるので念のため乳幼児や子供には近づかない
- 空気感染の可能性は低いが、接触感染の可能性は高いので接触はさけ、共有のタオルや食器などは別にした方が望ましい
後遺症が残る可能性も
帯状疱疹により起こる痛みや合併症・また後遺症を残さないために、早めの受診・治療をされたらと思います。接種対象年齢が50歳以上を対象とした予防ワクチンがあります。まずご相談いただければと思います。
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