手掌多汗症

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仙川駅前すずきクリニック

手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)

手掌多汗症とは

手のひらに汗を全くかかない人はいません。しかし、その量が異常に多くなる状態を多汗症といいます。
手掌多汗症は、手のひらにたくさん汗をかき、日常生活に大きく影響を及ぼします。
一般的には、25歳前後に発症する場合が多みられますが、手のひらは平均13歳で発症する場合があります。

手の汗、手掌多汗症について詳しくみんなの手の汗サイト

 

多汗症の種類

原発性局所多汗症

多汗症の中でも局所的に手のひらや足の裏・頭・脇に異常に汗をかいてしまう状態をいいます。原発性とは「原因がはっきりしない。または、ない状態である」ことを言います。

続発性多汗症

原因があるものを続発性といいます。例えば、薬剤や他の病気(神経疾患・内分泌疾患・感染症)によって汗を大量にかいてしまう場合などです。



原因

原因が不明ですが、多くは遺伝・ストレス・ホルモンバランスの乱れが原因で、自律神経が乱れることにより、汗の分泌が活発化するのではないかと予想されています。

診断

明らかな原因(病気・服用している薬の副作用など)がないのに、両手のひらの汗が6カ月以上続いていて、次の6つのうち2つ以上当てはまる場合、手掌多汗症と診断されます。



  1. 手汗のために日常生活に支障がでている
  2. 左右の手のひらに汗をかく
  3. 家族に同じ症状の方がいる
  4. 1週間に1回以上手の多汗症状がある
  5. 
睡眠中は発汗が止まっている
  6. 最初に手の多汗症状がでたのが25歳以下

 

対応

手の多汗症(原発性手掌多汗症)に対する日本初の処方薬アポハイドローション20%が2023年6月1日より処方可能となりました。
このアポハイドローションは、日本初の保険診療で処方できる外用薬です。
ほぼ全身に存在し汗を出す働きをするエクリン汗腺が、神経伝達に関与しているムスカリン受容体に対して、細胞同士の連絡を助ける抗コリン作用を発揮することで発汗を抑制します。

 

使用方法

1本で約1週間分の容量です。

  • 手のひらの水分をよく拭く
  • 就寝前に5プッシュを両手に塗布(1日1回塗布)
  • 乾かして就寝
  • 起床後よく手を洗い流す

 

保管方法

  • 子供の手や目の届かないところに保管袋に入れて保管してください。
  • 可燃性の成分を含むため、高温にならないよう火気を避けてください。

就寝前に1日1回塗布することで手汗を抑えられるようになります。
手汗などの多汗症やワキガでお悩みの方は体質のせいだと諦めずに皮膚科のある仙川駅前すずきクリニックまでご相談ください。

多汗症やワキガなどでお悩みの方は皮膚科のある仙川駅前すずきクリニックまでご相談ください。

 


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