ウイルス性の病気(風しん、はしか)
近年は成人も
風しんやはしかといえば、子供にかかる感染症というイメージがありますが、近年では成人でも発症する方が増えています。
発症時期・潜伏期間
風しん
冬〜初夏 約2〜3週間
はしか
冬の終わり〜春 10日程度
感染率の高いはしか
原因
- 他の人からの感染
- はしかの感染率は高く、ほとんどが発病する。
- 風疹の場合は、感染しても症状がでないこともある。
症状
合併症の心配も
風しん
発熱・発疹(全身)・後頭部、頸部、耳の後ろなどにあるリンパ節が腫れることがあります。約1週間でよくなりますが、まれに合併症を引き起こすことがあります。
はしか
発熱、鼻水、咳とかぜとよく似た症状がでて、その後高熱がでて発疹もでます。肺炎や中耳炎といった合併症を起こしやすく、まれに脳炎を発症することもあります。
対策
- ワクチンの接種
- 発症した場合は、発熱にともなう汗で水分が奪われるので、こまめな水分補給が必要。
- 発熱があるので、少しでも楽にするために頭部を冷やす。
- 室温を保ち(20〜25度)、時々換気する。
妊婦が感染すると、胎児に影響がでる可能性がありますので、ご相談ください。
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