乾燥肌

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仙川駅前すずきクリニックの乾燥肌

乾燥肌

最近は空気が乾燥する冬場だけでなく冷房などの影響で夏場でも肌は乾燥しがちです。

乾燥肌とは

肌の皮脂量・水分量ともに不足して、ツヤがなくキメが乱れている状態。すなわち肌が乾燥している状態でドライスキンともいいます。
乾燥などのダメージによってターンオーバー(肌の新陳代謝)が乱れると正常な新しい皮膚を生み出せなくなっている可能性があります。

 

皮膚の基本構造

表皮・真皮・皮下組織の三層構造となっています。
健康な肌にはうるおいをキープする「バリア機能」が備わっています。

バリア機能とは

紫外線・ホコリ・花粉などの外部刺激からお肌を守り過剰に水分が逃げないように守る働きがあります。このバリア機能が低下すると水分が失われやすく、肌が乾燥しやすくなる原因となるのです。

症状

  • 洗顔後や入浴後に肌のつっぱりを感じる
  • カサカサする
  • 粉をふいたような状態になる
  • ひび割れやシワができている
  • ゴワゴワとしていて硬い
  • かゆみがある
  • ほこり、ダニの死骸、花粉などのアレルゲン物質に敏感など…

このような乾燥状態からさらに皮膚の乾燥が進むと乾皮症(かんぴしょう)になる場合があります。

 

乾皮症とは

皮膚が柔軟性を失ってゴワゴワするようになり、ひび割れや皮がむけるなどの症状が起き場合によってはかゆみも伴う病気です。強いかゆみを感じ、それをかくことで皮膚炎(湿疹)を誘発することもあります。
夜就寝中に目が覚めてしまうほどのかゆみが出る場合もあります。生活や睡眠に支障がでるようであれば、一度仙川駅前すずきクリニックの皮膚科でご相談ください。

 

原因

普段の生活が乾燥肌を引き起こしている可能性もあります。

  • エアコンなどによる空気の乾燥
  • 寝不足・ストレス・過労によるターンオーバーの乱れ
  • 紫外線によって肌がダメージを受ける
  • 喫煙
  • 偏った食事による栄養不足
  • 気温の低下
  • 間違ったスキンケア(洗顔時、入浴時の洗い過ぎ)
  • 高い温度での入浴

 

乾燥しやすい部位

乾燥肌の一番の敵は外側にある皮脂が失われてしまうことです。
肌が乾燥しやすい部位は皮脂の分泌が少ない=皮脂腺が少ない部位です。

  • 顔では、目や口の周り・頬など
  • 体では、首・脇・すね・ひざ・かかと・手・ひじなど

年齢を重ねるごとに皮脂分泌量と水分保持機能は低下していきます。お年寄りの肌は乾燥しやすく、肌トラブルを生じやすいので注意が必要です。

 

予防法、対処法

  • 保湿剤の使用
  • 室内の湿度設定は45~60%
  • エアコンの温度設定は20度(冬場)
  • 入浴時はややぬるめのお湯に入る
  • ウールや化学繊維などの着用を避ける
  • 電気毛布の使用を避ける
  • 規則正しい生活をする
  • 栄養バランスよく食べる
  • 適度な運動(血行促進・睡眠の質向上・ストレス解消)

 

最近は・・・

新型コロナ感染対策で、手の洗浄・アルコール消毒の機会が増えたことにより手の乾燥・あかぎれ・ひび割れになる方が多いです。感染対策に欠かせないマスクも外す際に内側の湿気が一気に蒸散することで肌の水分も奪われ乾燥の原因になっています。
マスクの素材選びや保湿剤などのこまめなケアを行うことで乾燥が改善されたり、乾燥肌への予防になったりします。

 

保湿剤について

特に冬の乾燥肌には、適切な保湿剤の使用が不可欠です。
当院では保湿剤をそのまま処方すること以外にも、患者様のお肌に合わせて軟膏やクリームをmixして調合して処方することもございます。
また、保湿剤にも様々の種類があり、

軟膏 クリーム ローション 液体のスプレー 泡のスプレー

等々の使い分けが必要になります。
更に重要なポイントは保湿剤の塗布する量や塗り方の指導は診察でお話しすることで、他の病院で処方されている同じ塗り薬でも、治りが早くなることもあります。

アレルギー検査で新たな展開も

普通の乾燥肌かと思っていたら、背景にアトピー性皮膚炎があることもあり、アレルギー検査を施行することで、新たな原因がわかり、治療に結びつくこともあります。

かゆみが強かったり、湿疹・炎症が起きていたりする場合は早めに皮膚科アレルギー科のある仙川駅前すずきクリニックまでご相談ください。

 

 


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