花粉皮膚炎
主に花粉症シーズンに発症
春になると花粉症で悩まされている方が増加します。それと同時に、花粉が原因で肌に炎症が起きて、いわゆる花粉皮膚炎で悩んでいる方もいらっしゃいます。花粉症を発症している方だけに、この皮膚炎は起こるとは限りません。くしゃみ鼻水などの花粉症の症状がない方でも、花粉の影響を受けて肌荒れを起こしている可能性もあるのです。
他の季節でも、花粉は飛散しています。春だけ特別に起こるものではないので、長期間にわたり気をつける必要があります。
原因
花粉が飛ぶ季節に、花粉が肌に付着し、肌に刺激を与えるためにかゆみ・赤み・乾燥などの症状が起こります。花粉が持つアレルゲンが身体にアレルギー反応を起こすように、肌にも同様に起こるのです。
もともと肌が弱かったり、アトピーがある方は、肌のバリア機能が低下しているため、炎症を起こしやすいです。また、花粉症を発症している方は、普段からかゆみで目を擦ったり鼻をかんだりと皮膚がダメージを受けていて（皮膚炎）、まさに肌のバリア機能が低下している状態にあるのです。
症状
- かゆみがある
- 赤みがある
- 乾燥する
- 頬から首にかけてかゆみや赤みがある
- ヒリヒリする
対策
- 外出は最小限に
- マスク・メガネ・帽子などを使用
- 外出後は、家に入る前に花粉を払う
- 外出から帰ってきたら洗顔（過度の洗顔は避ける）かゆみがある時は、柔らかい濡れたタオルで冷やし、優しく拭き取る
- 洗顔後の保湿
- かゆみがある時にかかない
- 洗濯物を室内で干す
皮膚に上記にあげたような症状がある場合は、仙川駅前すずきクリニックの皮膚科へご相談ください。お一人お一人の症状にあった治療を致します。
病院紹介一覧