メタボリックシンドローム
メタボリックシンドロームについて
内臓脂肪症候群・代謝症候群
メタボリックシンドロームとは
2006年に流行語に選出されたように、その頃からメタボリックシンドロームという言葉をよく耳にするようになりました。健康意識の高まりもその頃から見られるようになりました。メタボリックシンドロームは「内臓脂肪症候群」「代謝症候群」とも呼ばれています。おなかの中に過剰に脂肪が蓄積された結果、危険性の高い病気を引き起こす、ほっておけない疾患です。
内臓脂肪のリスク
内臓脂肪の多い方が、高血圧や高脂血症・高血糖といった危険因子を持っていると、以下のような疾患にかかるリスクが高いのです。
- 動脈硬化
- 心筋梗塞
- 脳梗塞
- 末梢動脈疾患
これらの疾患には、内臓脂肪の影響があります。
メタボリックシンドロームの診断基準
メタボリックシンドロームであるという診断基準は、以下の4項目あります。ウエストサイズが診断基準以上で、それ以外の3項目で2つ以上該当するとメタボリックシンドロームと診断されます。
ウエストサイズ
- 男性 85cm以上
- 女性 90cm以上
中性脂肪値、HDLコレステロール値(脂質異常かどうか)
- 中性脂肪値 150mg/dl以上 または
- HDLコレステロール値 40mg/dl未満
血圧(高血圧かどうか)
- 最高血圧 130mmHg以上
- 最低血圧 85mmHg以上
血糖値(高血糖かどうか)
- 110mg/dl以上(空腹時)
原因
- 過食
- 運動不足
- ストレス など
内臓脂肪を減らそう
対策
- 食事の改善
- 無理のない運動を取り入れる
- 禁煙
健康的な生活を送るために
健康診断などで、メタボリックシンドロームと診断されたり、予備軍と診断された方は、ご相談ください。
病院紹介一覧