気象病
気象病とは、正式な病名では有りませんがここ最近注目されている病状です。潜在患者数は約1000万人とも言われています。台風が近づいて気圧の変動が激しかったり、朝晩の気温の落差が大きい時期、猛暑の時期の疲労が蓄積した時に気候や天気の変化が原因でおこる体調不調の総称です。
症状
- めまい
- 倦怠感
- ふらつき
- 頭痛
- 吐き気
- 関節痛
- むくみ
- 動悸
- 吐き気
- 手足のしびれ
- やる気が起きない
- 眠気
- 血圧上昇
- 風邪のような症状が続く
(鼻炎や咳など)
このように症状はさまざまで背景には内科の病気が隠れているかもしれません。気象と関係が深いと考えられているのは、心筋梗塞や脳卒中です。これらは発症すると命に関わるおそれもあり早めの対処が必要となります。
症状の頻度が増えると日常生活にも支障が出てきます。習慣化する前に、京王線・仙川駅・調布市にあります仙川駅前すずきクリニックへ一度ご相談していただけたらと思います。
気象病になりやすい人の傾向
- 女性に多い
- 乗り物酔いしやすい
- 首や肩が凝りやすい
- 運動不足
- 睡眠不足
- パソコン作業をする
原因
気温・気圧・湿度などの気象変化によって自律神経が乱れることが原因と考えられています。自分の痛みと気圧の変化を普段から知っておくことが重要です。
- 咳喘息・気管支喘息・気胸などは台風による気圧の変化で増える疾患。
- メンタルによるもの(抗不安薬の処方をします)。
- 夏ばて
- 暑熱順化(体が暑さに慣れること)ができていない
朝起きれない・ふらつくなどの症状の場合
低血圧が背景にあるので、毎日の体温や血圧や脈拍・症状をご自身で日記としてつけてみましょう。
毎年の秋の季節の感冒症状の場合
アレルギー検査をすることで原因がわかるかもしれません。
頭痛や頭重感がある場合
頭部MRI検査(ご紹介にて検査)などで原因を調べる事が得策です。
健康診断などの間隔があいている場合
当院での詳細な血液検査などで具合の悪い原因が甲状腺ホルモンの異常が見つかることもあります。
原因が見つからない場合でも、漢方薬などで改善する方もいらっしゃいます。
当院では漢方内科がございますので、ご相談ください。
予防
- 気象病日記をつける(睡眠時間・天気など)
- 耳マッサージをする(耳周りの血流を良くする)
- 適度な運動をする
- バランスのとれた食事
- 姿勢を正しくする
- めまいや頭痛の薬、漢方薬などを用いることで、症状が軽減する場合があります。
これらの対処方法で症状がおさまればいいのですが、少しでもおかしいなと感じた時は、京王線・仙川駅・調布市にあります仙川駅前すずきクリニックへご相談いただければと思います。
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