帯状疱疹について

問診票ダウンロードはこちら

帯状疱疹について

お知らせ

仙川駅前すずきクリニック

帯状疱疹(たいじょうほうしん)

加齢による免疫力低下だけが原因ではない

帯状疱疹は、加齢などによる免疫力の低下が発症の原因と言われていますが、それだけが原因ではありません。若い方でもかかる可能性はあります。通常は、生涯に1度しか発症しませんが、まれに再発することもあります。
子供の頃に、水ぼうそうにかかったことがある方は、治癒後も体内にウイルスが神経節に潜伏しています。ストレスや過労で免疫力が低下し、潜んでいたウイルスが再活性化して帯状疱疹を引き起こす可能性があります。

 

発症の見極め

帯状疱疹は、発症したかどうかの判断がすぐにできないことがあります。始めは、皮膚がちくちくするとか、痛みがある等の違和感を感じますが、赤みや水ぶくれが出ていない場合は帯状疱疹と診断するのが難しいこともあります。
しばらくして発疹があり、帯状疱疹と判明することも多くあります。

 

何科にかかればいいの?

仙川駅前すずきクリニック

帯状疱疹かどうかわからないけど、こういった症状の時に、何科にかかればいいのかわからないというお声もあります。
帯状疱疹の診断は、皮膚科にて診断できますので、できるだけ早い段階から治療を始めると症状や合併症の悪化も最小限におさえることも可能ですので、ご相談ください。

 

帯状疱疹の特徴

帯状疱疹の発症する部位はさまざまです。一般的に身体の左右どちらか一方の神経に沿ってあらわれます。一番多く発症する部位は上肢、胸から背中にかけてですが、顔面や頭、眼のまわりにも発症することがあります。
発症する部位によっては、痛みをひどく感じることもあり、不眠や食欲不振になるケースもあります。

 

気になる後遺症や合併症について

後遺症

帯状疱疹自体は、約2~3週間で治りますが、場合によっては帯状疱疹後神経痛といった後遺症が持続します。ひどい場合は、数年から数十年持続することもあります。水疱跡に関しては、個人差がありますが、怪我をしてついた傷のよりは治りが遅かったり、跡になって残る場合もあります。

合併症

合併症としては、発熱、頭痛がおこることがあります。

発症部位別の合併症

  • 頭・顔面 ・・・角膜炎や結膜炎、顔面神経麻痺や耳鳴りや難聴
  • 手足   ・・・手足のしびれや運動障害
  • 腹部・腰部・・・腹筋の麻痺によりおなかが膨れたり、排尿障害や便秘

 

帯状疱疹にかかったら、日常生活で注意すること

  • 十分な睡眠と栄養をとり安静に過ごす
  • 患部を温めて血行をよくする(冷やさない)・・使い捨てカイロや温湿布はやけどやかぶれに注意
  • 水ぶくれができている場合は、やぶらない     
  • 小さな子供との接触は控える(感染防止)

 

早めの受診を

帯状疱疹にかかると、日常生活においてさまざまな支障をきたします。
日頃から免疫力をあげ、ストレスをかかえないようにして発症を防ぐことが一番の要ですが、もしかかってしまった場合は、合併症や後遺症を予防・軽減するためにもできるだけ早く医師に相談し、治療をはじめましょう。

 

仙川を中心に近隣駅のみなさまも

帯状疱疹やさまざまな皮膚疾患で悩まれている方に仙川駅そばの当院の利便性から隣駅などの、つつじヶ丘駅や千歳烏山駅、また柴崎駅・国領駅・調布駅・布田駅・芦花公園駅のみなさまにも皮膚科としての仙川駅前すずきクリニックにご相談いただければと思います。