早めの花粉症対策
アレルギー科花粉症について
植物の多い仙川地域の花粉症みなさまへ
当院のございます、調布市仙川地域では、河川が多く豊かな花の種類・四季の植物が生息しています。草花など自然豊かで住環境として本当に安心して住みやすい、そして働きやすい地域です。
春と秋には、自然の草花も開花します。その頃になんとなく鼻水やくしゃみ(鼻症状)・咳症状など季節の変わり目の風邪かな、と思う症状が現れたりします。それはもしかしたら春の花粉症、アレルギー症状かもしれません。
花粉症
花粉症は、
- 植物の花粉が鼻の粘膜に接触すると、くしゃみ・鼻みず・鼻づまりなどの症状が出る季節性アレルギー性鼻炎
- 目の粘膜に接触すると、目のかゆみ・充血・メヤニ・涙目などの症状が出る季節性アレルギー性結膜炎
を生じます。
症状
花粉症の症状は、主にアレルギー性鼻炎とアレルギー性結膜炎です。ほかに、せきやのどのかゆみ・いがらっぽさ・肌あれ・頭痛などが現れる方もいます。
原因
アレルギーには季節性と通念性があります。
季節性
季節性アレルギー性結膜炎・季節性アレルギー性鼻炎でもっとも多い原因は花粉です。雑草・樹木やイネ科の植物の花粉が原因で起こるアレルギーのことを一般的に花粉症と呼んでいます。
時期は
- スギ(春先)
- ヒノキ(3-5月)
- カモガヤ(4-9月)
- ブタクサ(8-10月)
などです。
一定の季節に症状がみられることが特徴です。
通年性
通念性アレルギー性結膜炎・通念性アレルギー性鼻炎の原因には以下のものがあります。
- ダニ(原因の90%)
- ほこり
- 動物の毛やフケ
- ハウスダスト
原因は常に身の回りにあるので、季節に関係なく症状が現れます。梅雨から夏や冬に症状が悪くなることが多いです。
対策
原因が違うので各症状に有効な対策を行うことが大切です。
花粉症対策の基本は花粉をあびないことです。
- 花粉飛散情報に注意する
- 花粉が多く飛んでいるシーズンは、外出時にはメガネ・マスク・帽子を着用する
- 上着は表面がつるつるとした素材のものを着用する
- 帰宅したら玄関で花粉をよくはらい、洗顔・うがいをして、鼻をかんで室内着に着替える
- 掃除をこまめにする
- 花粉が多く飛んでいる日は窓を開けない
- 花粉が多く飛んでいる日は布団を外に干さない
治療
花粉症は、予防と早めの治療が大切です。
- 花粉が飛ぶ前から予防的に薬を服用すると症状を抑える高い効果が期待できます。
- 気管支ぜん息のある人はアレルギー症状が進んでしまうと気管支ぜん息を合併することがあります。
- 診断には血液検査などで簡単に検査ができます。
自己判断をせずに早めに受診されることをお勧めします。
漢方
以下のような方には漢方をおすすめします。
- 西洋医学的治療で改善しても中止すると元に戻ってしまう、悪化してしまう。
- 眠気などの副作用のため服薬を続けられない。
- 西洋医学的治療で十分な効果が得られない。
アレルギー検査でアレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎の早期対策
最近では季節の前倒しを感じます。例年では1月にはすでに観測されている花粉も、もしかしたらそれ以前に観測される可能性もあります。
そのために、少しでも花粉症の症状をやわらげるための事前対処を仙川駅前すずきクリニックでは、アレルギー科・呼吸器科・小児科・漢方内科の診療内容からご提案しております。
花粉症に対して、耳鼻咽喉科/耳鼻科的※1な治療アプローチも行っております。花粉症・アレルギー症状でもあるアレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎の早期対策のためのアレルギー検査、そして、治療のご相談に対応させていただいております。
※1:当院では花粉症にまつわる症状に対応しております。耳や鼻の奥の症状については診察が困難なため耳鼻科へのご紹介をする場合がございます。
当院ではアレルギー検査を通じて、みなさまの春シーズンの症状軽減、花粉症対策の治療法を説明、早期対策の提案をさせていただいております。
少しでも症状に悩まされている方は、仙川駅前すずきクリニックにご相談ください。
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